とにかく親子で会話することが大切
この記事のアイキャッチ画像でもある【親子で向き合う後悔しない遺品整理】の本を拝読させて頂きました。前回の記事でもご紹介した一般社団法人心結の代表が書いたこの本、何が素晴らしいかって、一般の方だけでなく、遺品整理業者もピリッとなるような内容に仕上がっている所です。少しそこから引用をしたいと思います。
勉強になることだらけの項目の中から1つ。日本財団のある調査で、「子に財産をあまり残したくない」が65%、「親からあまり財産を受け継ぎたくない」も65%という文が書かれていました。両世代が同じ思い…
つまり親子で生前整理や遺品整理、相続のことについて会話ができていない、ということです。
いますぐできる生前整理や相続対策とは
前段で親子で会話ができていない原因は、やはり死後について話したくない、まだまだ元気だ、という理由からかとは思いますが、その会話こそ一番の生前整理と思っています。
同じマンションやアパートなのに両隣の方の顔を知らない、というのが今の時代。敷地内ですれ違うたびに軽く会釈するだけでも、近所の住人ですよ、という生存アピールに繋がります。
家の整理をしたり遺言書を作っておくのも生前整理ですが、身近の人との会話やご近所づきあいもちょっと勇気をだしてすることによって周りの意識も変わるはずです。