家族との距離を縮めて話し合いを
遺品整理は単なるおうちの片付けではないことは明らか。故人が歩んできた人生と向き合うという、たいへん尊い作業かと思います。
だからこそ家族や親族と根気よく話し合うことが一番最初にやることかと思います。遺品整理の全体的な決め事や方向性、遺品の取扱い方、売却なのか、処分なのか、保管なのか、です。故人の思い出を共有し、家族の絆がより深まるかと思います。
なぜ遺品整理をするのかを明確に
遺品整理をする理由を明確にすることによって、自分の感情の整理にもつながるかと思います。“遺族の新生活のため”“故人の遺志を継ぐため”など、家庭環境によって様々ですが、そこを明確にすれば遺品整理の全体的な決め事に沿って、作業がスムーズになります。
自分の心の向き合い方とは
遺品整理がスムーズに進むとはいえ、感情のコントロールは難しいもの。様々な感情が出たり入ったりします。懐かしかったり、悲しかったり、あるいは腹が立ったり…すべて受け入れなきゃいけないものではないと私は思います。
適度に休憩を取り、良い思い出だけ受け入れてササっと遺品整理をやる、ぐらいがいいかと思います。