実家をどうすべきか事前に話し合いたい
先日のとある新聞記事に「実家じまい」とありました。
離れて住む両親が亡くなった後、実家をどうすべきか、途方に暮れる人へのアドバイスとして親子で家の処分や活用方法をあらかじめ話し合っておくことが大切です。
空き家になる直前を家族や身内が家ごと遺品整理する作業を「実家じまい」というそうです。もちろん家屋だけではなく、土地(田や畑、山林)もです。
空き家になる前に実家の遺品整理を
実家から離れて暮らす人は、実家じまいにかかる手間や費用の負担と大きく、不動産の知識のない人が家屋や土地の処分など活用方法を検討するのは難しく、専門家の力を借りることをお勧めします。
とはいえ、実家の中の遺品整理は相続人どおしでかかる費用なども含めよく話し合って、計画してすすめるようにしましょう。
思い入れの強い実家の遺品整理をどう進めていくか
実家にはたくさんの種類のものがあります。家具や衣類、食器、農作業用機具、本など。どこから遺品整理したらいいのか分からない方へのアドバイスとして、家族間で"本当に必要なもの"を決めておいて、残すもの、廃棄するものを書き留めておくところからスタートかな、と思います。
「実家じまい」を決断することは簡単ではないですが、相続問題と遺品整理を一緒に考えることで相続人どおしの絆も深まることもよくあります。